ウメラのblog

タグ:フリバンセリン

前にも何度か書いたのだが、フリバンセリンが女性用のバイアグラとして米国のFDAに登録の申請をしている。
私は認可されないだろうとの予想をしていたのだが、それが覆されることになるかもしれない。

私が認可されないであろうということの理由は、「女性用のバイアグラが未だに一つもFDAに認可されていないのはおかしい」というアプローチがあったからだ。
これは薬の効能に対してどう効くから、また、安全の面ではどうこう、という本来の薬に必要な認可の範疇を超えているものであり、それを理由に「認可しないのはおかしい」というあぷろーちがだったからだ。

情に訴えての薬の認可は正しいアプローチとはいえない。
それをわきまえていなければ、認可はされ難いというしかない。

だが、最近あった会合?で認可される方向に向かっているとの報告があったらしい。
副作用に対する確実な措置を準備すること、基本的に医者の処方の下で利用されるべきであることなどが条件となるようだ。

しかし、女性用のバイアグラは私としてはやはりウメラだと思う。
理由は成分がシルデナフィルだからだ。

しかし、私としても女性用の安全なFSDの解消薬が認可されることは歓迎をする方向ではある。
この薬(フリバンセリン)は血流などの関係と別に、メンタルに働く成分である。

これがどのような機序で女性が感じやすくなるのかはまだよくは分からないが、概ね「女性の性行為への感じ方の働きはメンタルによるものが大きい」と結果付けることになるのだろう。

今後男性はこういった薬を利用することで女性の性行為での満足感を与える機会が増えるだろうが、薬に頼らないで自分の言葉や行動で女性をその気にさせることが最大の媚薬だといわれる日が近いのかもしれない。

フリバンセリンがFDAに女性用の性機能低下に対する治療薬として認可されるのだろうか?

スプラウトという会社が懸命にFDAにアプローチをしているらしい。
実際には「性的欲求低下」に対する薬となるようだが、それはバイアグラ、つまりウメラの成分のシルデナフィルの働きでもある、の働き方やコンセプトとは異なるものである。

バイアグラやウメラは性行為を行いたいという気持ちはあっても、肉体的な部分で問題がある場合に用いられる。
バイアグラには性的欲求を高める働きはないと、製造元でも謳っている。

バイアグラの働く先は生殖器周辺で、血流を良くすることで、充血をさせるのだ。
これは性的な興奮が起きると脳が一酸化窒素を提供させるように働き、それによって血管が緩み、血流が多くなることによって、性器周辺の血流が増える働きがまず起きる必要がある。そして、その血流の増加を継続させるのがシルデナフィルの働きだ。

それに対して、フリバンセリンは脳で働く。
もともと抗欝のための薬で、あったが、その際に性的欲求が増したと感じる女性がいたのであろう。こちらはむしろ考えの中で性的な興奮をしやすくさせるという働きになる。
その後、一酸化窒素の分泌を促すが、この後は肉体が健康であれば、女性として、性行為の際に必要な感じ方をすると言うことになるのだろう。

FDAへのアプローチで、多数の女性が、これを用いて、性的な欲求が高まったと伝えたらしい。
しかし、これは実は意識のハードプロブレムの問題でもある。
人が何かを感じることに対しての明確な判定方法は未だに確立されていないし、周りから見て、違うと思っても、本人の申請でそうだと言われたら、それを信じるしかない。

FDAとしては、この本人が良くなったと感じるということで医薬品の認可をするべきなのだろうか?
難しい判断を迫られていると思う。

既に女性用のバイアグラとして用いられているウメラなら、生殖器の周辺の充血度などを調べることで、実際に何かが起こっていることを調べることはできるので、医師や学者はそのことを説明できる。だが、脳内での出来事、更に、各個人がどのように感じているのかは、おそらく、まだ当分解明はされないだろう。

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