ウメラのblog

2014年04月

女性が機能的に性的な、特に性欲が湧かないという、問題を抱えた場合、どうするのが良いのだろうか。
いくつかの選択肢がある。

何もしない。
美味しいものを食べる。
好きではないが、性欲が上がるといわれているものを食べる。
サプリを撮る
薬を飲む
医者に相談する

他にも運動をするとか、睡眠を取るなどもある意味では対策となるかもしれない。

医者に相談するというのは結構遅い時期になると思う。
特に日本では性的なことをおおっぴらに話すのはあまり良いことだとは言われない。
だが、本来は早いうちに専門家と相談することは長い目で見た場合一番良い方法でもある。

食べ物を変えてみるというのは精神的にも面白いので、色々と工夫してみることは積極的に取り入れてみるべきだろう。頭を使うと、結構体の機能も回復することがある。

脳を活発に利用することは、結果として体のあちらこちらにある機能への再命令を行うことにも繋がり、軽い機能不全なら、考え方の持ち方次第で治ることもある。

脳がある種の分泌物を出すように指令した、神経を辿って命令が届くのだから。

サプリを利用するのは薬を利用する前に考えるべきことだが、実はちょっと頻度は低いのではないだろうか。
その理由として、病気かなぁ?と思う頃には結構進行していて、サプリでは足りず、結局ウーメラといった薬を利用した方が良く効くと感じる状態になってしまっていたりする。

軽い状態の時には特に必要を感じないで、そのまま見過ごされ、いざというときには薬となってしまうパターンだ。
だが、それよりもシュアーロマンスといったアイテムをちょっと利用してみるのも良いと思う。

これを利用して、今までよりも性行為に対して気持ちよく、積極的になれるのであれば、実は軽度の不感症になっていたのかもしれない。
そういった点で、サプリを用いて自分の健康の様子を調べてみるのも良いと思う。
サプリで著しく改善されたと思う場合、サプリのみを利用しないで食生活や日常生活のパターンも変えてみる。
健康を取り戻し、楽しくパートナーとの時間を持つことを考えよう。

フリバンセリンがFDAに女性用の性機能低下に対する治療薬として認可されるのだろうか?

スプラウトという会社が懸命にFDAにアプローチをしているらしい。
実際には「性的欲求低下」に対する薬となるようだが、それはバイアグラ、つまりウメラの成分のシルデナフィルの働きでもある、の働き方やコンセプトとは異なるものである。

バイアグラやウメラは性行為を行いたいという気持ちはあっても、肉体的な部分で問題がある場合に用いられる。
バイアグラには性的欲求を高める働きはないと、製造元でも謳っている。

バイアグラの働く先は生殖器周辺で、血流を良くすることで、充血をさせるのだ。
これは性的な興奮が起きると脳が一酸化窒素を提供させるように働き、それによって血管が緩み、血流が多くなることによって、性器周辺の血流が増える働きがまず起きる必要がある。そして、その血流の増加を継続させるのがシルデナフィルの働きだ。

それに対して、フリバンセリンは脳で働く。
もともと抗欝のための薬で、あったが、その際に性的欲求が増したと感じる女性がいたのであろう。こちらはむしろ考えの中で性的な興奮をしやすくさせるという働きになる。
その後、一酸化窒素の分泌を促すが、この後は肉体が健康であれば、女性として、性行為の際に必要な感じ方をすると言うことになるのだろう。

FDAへのアプローチで、多数の女性が、これを用いて、性的な欲求が高まったと伝えたらしい。
しかし、これは実は意識のハードプロブレムの問題でもある。
人が何かを感じることに対しての明確な判定方法は未だに確立されていないし、周りから見て、違うと思っても、本人の申請でそうだと言われたら、それを信じるしかない。

FDAとしては、この本人が良くなったと感じるということで医薬品の認可をするべきなのだろうか?
難しい判断を迫られていると思う。

既に女性用のバイアグラとして用いられているアイテムなら、生殖器の周辺の充血度などを調べることで、実際に何かが起こっていることを調べることはできるので、医師や学者はそのことを説明できる。だが、脳内での出来事、更に、各個人がどのように感じているのかは、おそらく、まだ当分解明はされないだろう。

女性の体は複雑だといわれている。
男性から見ると特にそう思われる。

ここでは性格のことを考える余裕はあまりないので、肉体的な見地で考えてみる。

女性は生殖を行う性別である。もっとも男性もそれに関るのであるが、男性の関り方は女性の関り方よりもあっさりしていると思う。
一番簡単に言うとすれば、男性は種を女性の中に放出したら終わりである。
しかし女性はその種を受け入れてからが始まりである。

何故複雑なのか?という点を異物の受け入れと言う観点から考えてみた。
普通生物は異物が体内に入るとそれを排斥しようとする。

傷口などからばい菌などが入ってきた場合、白血球などが対応し、体内への侵入を食い止めようとする。

腎臓や肝臓は、食べ物として摂取したものを最終的に無毒化し、排出できるように形を変える。
この場合の無毒化とは、体に影響を与えにくいかたちにすることである。
生物には自分に所属するものとしないものを見分け、同化できるものは取り入れるが、自分に所属しないものは排斥しようとする傾向にある。

しかし、性行為・生殖はそれとは別に本来自分に所属しないものを受け入れて育てなければならない。
これが女性の体を複雑にしていると思う。

性行為もちょっと外から考えてみよう。男性の性器を挿入するという行為は女性の立場からすると異物を挟み込まれる行為であり、精液も女性にとっては異物である。そして妊娠した場合も胎児は同化されることの無い異物という見方もできる。
本来自分では無いものを数ヶ月間守り続けなければならないのは大変な労力であろう。

そんな苦労が後に続くのだから、女性として性行為は愉しめる状態を用意してあげるのは男性の配慮なのかもしれない。性行為に対して疲れるとか感じる女性のために何ができるのか考えることも必要だろう。

ウーメラ(女性用バイアグラ)はそんな女性への薬であるといえる。

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