前にも何度か書いたのだが、フリバンセリンが女性用のバイアグラとして米国のFDAに登録の申請をしている。
私は認可されないだろうとの予想をしていたのだが、それが覆されることになるかもしれない。

私が認可されないであろうということの理由は、「女性用のバイアグラが未だに一つもFDAに認可されていないのはおかしい」というアプローチがあったからだ。
これは薬の効能に対してどう効くから、また、安全の面ではどうこう、という本来の薬に必要な認可の範疇を超えているものであり、それを理由に「認可しないのはおかしい」というあぷろーちがだったからだ。

情に訴えての薬の認可は正しいアプローチとはいえない。
それをわきまえていなければ、認可はされ難いというしかない。

だが、最近あった会合?で認可される方向に向かっているとの報告があったらしい。
副作用に対する確実な措置を準備すること、基本的に医者の処方の下で利用されるべきであることなどが条件となるようだ。

しかし、女性用のバイアグラは私としてはやはりウメラだと思う。
理由は成分がシルデナフィルだからだ。

しかし、私としても女性用の安全なFSDの解消薬が認可されることは歓迎をする方向ではある。
この薬(フリバンセリン)は血流などの関係と別に、メンタルに働く成分である。

これがどのような機序で女性が感じやすくなるのかはまだよくは分からないが、概ね「女性の性行為への感じ方の働きはメンタルによるものが大きい」と結果付けることになるのだろう。

今後男性はこういった薬を利用することで女性の性行為での満足感を与える機会が増えるだろうが、薬に頼らないで自分の言葉や行動で女性をその気にさせることが最大の媚薬だといわれる日が近いのかもしれない。