バイアグラの特許がきれそろそろ一年になる。
日本国内でも正規ジェネリックバイアグラというものが出ている。
製造するということで申請した会社も結構あるようだ。

これは結局はどういうことなのだろうか?
バイアグラの成分であるシルデナフィルをどこででも作ってよいということなのだろうか?

実はそうではない。
ED治療薬としてシルデナフィルを用いることができるようになったということである。
新しい用途の場合、別の利権が絡むと考えるべきだろう。

逆に特許として抑えても関係諸官庁がそのための用途に認可を出さなければ、投資した金額は無駄になる。
今後シルデナフィルを用いてFSDに対する研究は進むのだろうか。

女性用バイアグラとしてフリバンセリンが何度も申請をしている。ある意味ムキになっているようにも見える。
これまでにかかった費用を回収したいという思惑もあるのだろう。
最初に作った会社はこの製品に対する権利を別の会社(スウプラウト)に売却した。それで、製薬会社はある程度のもとは取れたのだろうが、買ったほうとしては自分たちの計画通りに進めなければ、赤字である。
そんな思惑のある薬だが、本当に効くのであれば認可されて欲しいとは思う。

翻って、ウーメラはどうであろうか。シルデナフィルは元々循環器系の薬であり、男性、女性のに対しての違いはないところで利用されるためのものである。
元々男性用のED治療薬であるとされているが、更にさかのぼると、シルデナフィルは循環器系の薬である。
それが男性に特別な用途で利用できるようになったのであるから、少し改良すれば女性用にも利用できるはずである。
生殖器の違いをきちんと考慮する必要があるが、元々別の用途では性差は問題がなかったのであるから、ある意味ではハードルが低いといえる。

そんな意味で、女性用に特化されたウーメラが女性のためのバイアグラとして優位にあるといえるだろう。
今後新たな薬が出ることも大きく期待したい。