ウメラのblog

もちろんウメラのことで記事を書いている。

このウメラは今後どうなっていくだろうか?
おそらくだが、日本のジェネリックバイアグラの影響で、将来的に日本製女性バイアグラ(シルデナフィル女性用)に取って代わられるだろう。

シルデナフィルが女性の性行為に対してどれだけの効果があるのかは再度臨床実験がされて、効果が認められなければ、認可はされることはないのだろうが、日本の製薬会社なら、おそらく何らかの手段で本当に女性に向いているというアイテムを出すだろう。

とはいえハードルは高い。
というのも、女性が性的に必要な準備ができているということをどうやって客観的に数値化するか?という問題が出てくるからである。

男性の場合は、性行為に対して十分であったかどうかは比較的簡単にわかる。
勃起したか?挿入はできたか?射精までいけたか?これはある意味客観的に(もっとも当事者にとっては微妙なことではあるが)わかることである。
しかし、女性の場合、相手の男性が挿入できたとしても、そして射精までできたとしても、それが女性のFSDに対しての対処で可能となったのかがわからないからだ。
感じやすくなったかどうかということについては、主観的な要素が大きい。
脳内でドーパミンが多量に出た・・・と言うことを調べる機械をつけるわけにも行かないだろう。
(そんなものをつけていたら、性行為に入りきれないし、そういうものをつけていても性行為ができる女性は、おそらく薬などは要らないだろう)
「なんとなく感じやすくなった気がする」というのは数値にできにくい。
女性用のバイアグラを利用すると確かに気持ちがよくなるとは言われているが、
精神的に燃え上がっているという相乗効果によるものもあるのだろう。

つまり、こういうことである。
男性は女性が薬を飲んでいることを知っている。もちろん女性もそれを知っている(飲んだ当時者なのだから当然である)そして、それによって何が違うのかというと、女性の血流がよくなっているという点。それにより、性器の周辺が充血、敏感になる。
男性は女性がそのときには性行為に対して前向きであることに対しては疑う必要がないので、多少のことは無視して大胆になりやすい。

女性も最終的には性行為を行うことは確実であることをわきまえているので、それなら前向きにという気持ちも働く。そういったことでお互いが相手がその気であることも
確信・確認できる。
それは性行為においてわずかな恥じらいをさらに性行為に対する前向きなものへとさせる。

感情的に女性が前向きであり、男性がそれを確認してさらに積極的になることで、よりよい性行為が達成されやすくなる。
そういったことで数値にはできないが、よい性行為ができたということで、ウメラを好む人も多いのだろう。

男性は自分が薬を飲んでいることを知られたいとは思わないようだが、女性が夜のお勤めのための薬を飲んでいると聞いたら、強く興奮する。そして、それによってよい男女関係になれる。そういうことで女性はウメラを利用する場合には、ことに至る前にそれとなく相手の男性に伝えるようにするのがよいだろう。

性別に関らず、媚薬について興味を持っている人は多いだろう。
しかしこの媚薬というのはどのように分類されるべきなのだろうか?

媚薬を用いるのはEDやFSDの人たちではない。
女性が感じにくいと思われている場合に、媚薬を用いるのか?というとそういうわけでもない。
むしろ使う人は、普段から性行為には積極的で、快感をもっと欲しいと思う人なのではないだろうか?

EDの男性に媚薬を使うとして、勃起しないと思う。
性欲があっても勃起しないからEDなのだから。

精力剤というものでもない。
媚薬とは、男性なり女性なりが性行為の相手を強く欲しがるようになるための性欲の促進剤という考えが私にはしっくり来る。
性行為に関る言葉には色々ある。

それらの言葉をあちらこちらを混ぜてなんとなく効くように思わせるようなブログも結構ある。

そのようなサイトは大抵が中国系の媚薬もどきの販売のサイトへとリンクが貼ってある。

それはそれで商売なのである程度は仕方ないが、ものの定義の仕方がおかしいサイトでも人が多くなれば売れるからやっているのだろう。

それはともかく、媚薬は健康でまあまあ普通に性欲がある人が用いることで、更に性行為への欲求が強くなるアイテムだと言える。

使うことで性欲がアップするのかどうかは本人の申告に因るものだろうから、客観的には実は判断できないのだが、それでも、まあ普段よりも激しい性行為を行うなら、それなりの効き目はあるのだろう。

本人の申告、特にどのように感じるのかを客観的に計る方法というものは今のところないし、今後も難しいままだと思う。意識のハードプロブレム、哲学ゾンビというような概念とまで関ってしまうので、ここではそこまでは記述しないが、人が性行為でどのように感じるのかも、個人的に差があるし、他人には同じように感じることはできないだろう。
それでも媚薬を使うというのは、男性は女性の反応を見て楽しめるからだ。自分との関わりで女性がなまめかしく動く姿は男性としての内側にある何かを満足させる。

その何かも明確には突き詰めることができないのだが、そのようなものをもっと解析できるようになれば、心因的なEDの治療は大きく進むのではないだろうか。

シルデナフィルが日本でも解禁。
これについてもう少し考えてみよう。

何が可能で、なにが不可能なのか?
不可能というよりは、法的にどうなのだろうか?特に特に特許に関する部分でどう見るのかが重要である。
いずれにしても良く見なければならないのは、シルデナフィルは処方薬であることには変わりがないという点だ。
ジェネリックだろうと、ブランドであろうと、国内で購入をする場合には医者の処方箋が結局は必要となる。
その点で医師の手を通すわけであるので、その分は多少の根が付くことは仕方のないことであろう。

シルデナフィルという成分は血管を弛緩させる酵素を分解する酵素をを阻害するアイテムである。
二段階での否定みたいな感じである。

だが、それゆえに勃起のみを引き起こすだけの成分ではないと言える。
レバチオという医薬品はバイアグラとほとんど違いがない。
医者の指導の下、利用するアイテムなのだが、(心臓から肺にかけての高血圧対処用の医薬品であるので、利用は要注意である)この成分を利用して肺高血圧の対処薬を作ることは可能なのだろうか?

そんなことを考えながら、シルデナフィル利用の医薬品のチェックをしてみた。
レバチオ、バイアグラ、あとはトーワのシルデナフィル(勃起不全対処薬として)

まずは禁忌情報
バイアグラとトーワのシルデナフィルはほぼ同じであるが、レバチオは禁忌として扱われる医薬品が多い。
その理由は何であるのかはまだ判らないが、CYP3A4の阻害・若しくは誘導の医薬品が禁忌扱いと使用注意扱いの違いがあるようだ。
では、成分は?

シルデナフィルということで使われているが、それを固めるための成分などが加えられている。
レバチオとバイアグラの違いは、青色二号という着色料くらいしか違いが見えない。
配合の分量が違うのかもしれないが、それはさすがに企業秘密なのだろう。

ではトーワのアイテムは?
ちょっと変えてあるようです。
同じ成分と見られるものは2種類。

主成分が同じでも、香料を入れたり、凝固剤、崩御剤などを別々に入れてあるようです。
これまでのED治療薬として活躍してきたバイアグラと比べ、混ぜ込んだ別の成分がどのように関ってくるのか、それによって使い心地がどのように変わってくるのか?
副作用の感じ方も変わってくるだろうが、後から出した方は、やはり機動力が高いのだろう。

また、これを機に女性用としても再度取り組むところも出てくる可能性は高いと私は考えている。
どういう形で治験をするのかはまだ分からないが、そういったことも含めバイアグラの特許が切れたことで新たな動きが出始める予感がする。

今はまだ女性用のバイアグラはウーメラ程度だろうけれど・・・。

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